ジェイク・ギレンホールの新作が狂気に満ちている!今日、全米公開
1番好きな俳優はロバート・デ・ニーロなんですが、もう1人あげろと言われたら絶対ジェイク・ギレンホール。
『遠い空の向こうに』(1999)、『ドニー・ダーコ』(2001)、『ブロークバック・マウンテン』(2005)などなどオールタイムベストに入れたいほど好きな出演作がいっぱいあるんですが、特にここ数年の活躍はすごい。
『ラブ&ドラッグ』(2010)、『ミッション:8ミニッツ』(2011)、『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)と演技的にも作品的にも一級品のものを連発。
カナダ人監督ドゥニ・ヴィルヌーヴと組んだ『複製された男』(2013)では服装以外は瓜二つという難易度の高い1人2役をこなし、『プリズナーズ』(2013)では娘を誘拐された父と上司の間で板挟みにあう刑事を熱演し、今まさにキャリアのピークを迎えつつあるんじゃないかと思います。
で、そんなジェイクの新作がまた凄そうなんです。
監督は『ボーン・レガシー』などの脚本を手がけたダン・ギルロイで、これが初監督。
ジェイクは役作りで9キロ減量。鏡を殴るシーンの撮影では勢い余って鏡を叩き割り、手を何針も縫ったことでも話題になりました。
全米公開は8月17日なので、まさに今!
日本公開はいつなんだ!
町山さんが言っていたことがわかる「ジブリ映画トリビュート」
町山智浩さんが「町山智浩の映画ムダ話」の『風立ちぬ』(2013)評論で、宮崎駿監督の特徴について、
「宮崎駿監督は1つの作品ができると、必ずもう1回それを繰り返す 」
「 同じテーマをもっと深い形だったり別の角度、アンチテーゼ的に繰り返したりする癖がある」
と語っていました。『魔女の宅急便』(1989)は"女の子の労働"という点で『千と千尋の神隠し』(2001)と共通しているし、『風立ちぬ』と『紅の豚』(1992)はともに"ファシズムに向かっていく話"とも。
詳しくはこちらへ
https://tomomachi.stores.jp/#!/
この解説を聞いた後で、Alexandre Gasullaという人が作った宮崎駿作品のトリビュートを見たんですが、この中に町山さんが言っていたことがぎっしり詰まってました!
霧の中から何かが現れる、上から下に男女が落ちていくなどのビジュアル面はもちろん、テーマの共通点も垣間見えます。
そして、やっぱり"空を飛ぶこと"ですよねえ。
町山さんの解説は有料ですが、聞いてなくても一目瞭然のところがたくさんあるので、ぜひご覧ください。
スコセッシ製作『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴンズ』が傑作の予感!!
マーティン・スコセッシ製作総指揮、『インファナル・アフェア』(2002)のアンドリュー・ラウがアンドリュー・ローと共同監督を務めた『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴンズ』が傑作の予感!!!
1980年〜1990年代のチャイナタウンを舞台に、中国から移民してきた兄弟がチャイニーズマフィアの一員としてアメリカン・ドリームを掴もうとする話。
Revenge of the Green Dragons (2014) - IMDb
レイ・リオッタ出てるし!!!
なんか可愛いっぽい子も出るし!!!!
めっちゃ期待。
トロント映画祭でプレミア上映だから、うーん日本公開は来年かな。。
R.I.P.ロビン・ウィリアムズ
1988年 ゴールデングローブ賞 主演男優賞『グッドモーニング・ベトナム』
1992年 ゴールデングローブ賞 主演男優賞『フィッシャー・キング』
1994年 ゴールデングローブ賞 主演男優賞『ミセス・ダウト』
1997年 アカデミー助演男優賞『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
2005年 ゴールデングローブ賞 セシル・B・デミル賞
『いまを生きる』(1989年)
「"バラのつぼみはすぐに摘め"、ラテン語では"カーぺディエム"だ。この意味が分かる者は?」
「カーぺディエム、『今を生きろ』という意味です。」
『トイズ』(1992)
『ミセス・ダウト』(1993)
『グッド・ウィル・ハンティング』(1997)
今こそあの『GODZILLA』の思い出を振り返ってみよう!!
『GODZILLA』(2014)がついに日本にも上陸。皆さん、もう観ましたか?
ハリウッドでゴジラが映画化されるのは、今回で2回目です。2回目ですよ!
なかったことにしようとしていませんか?ローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』(1998)。
今回はそのエメリッヒ版『GODZILLA』の個人的な思い出を振り返ってみたいと思います。
まずこのポスターを見てください。
なんじゃこりゃデケェェェェェッェェェェェェ!!!!
公開当時8歳ぐらいの僕は猛烈に興奮しました。
でも実際は…
ポスターの足の先くらいしかないやん!!!
ゴジラの造形うんぬんより、このスケールダウン感はガッカリしました。
でも、あんまりエメゴジが叩かれててかわいそうなので、今回はエメゴジの魅力を紹介します。
あ、ややこしいので1998年公開の方はエメリッヒ版ゴジラ(エメゴジ)と呼ぶことにします。
で、そのエメゴジの魅力というのはですね…
何と言ってもサントラですよ!!!!!!!!!
オープニングナンバーがウォールフラワーズの「Heroes」。
このMV(当時はPVって言ってた)もMTVをビデオに録画して死ぬほど観ました。
その頃、兄や姉の影響でジャミロクワイが好きだったので、ジャミロクワイがサントラに参加してるってだけでも大興奮でしたよ。
あと、このサントラでパフ・ダディを知りました。
子どもの感性をくすぐる名前のおかげで、しばらくの間は姉とパフさんって呼んで親しんでいました。
レイジの「No Shelter」もカッコイイし、
ベン・フォールズ・ファイヴの「Air」使うとかセンスどうかしてる。
サービスでラルクの曲も入ってるし。マジでなかなかの名盤です!!
- アーティスト: サントラ,グリーン・デイ,シルヴァーチェアー,L’Arc~en~Ciel,ファズバブル,ジョーイ・デラックス
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1998/05/13
- メディア: CD
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そんなわけで猛烈にハマった僕は、エメゴジくんのおもちゃを誕生日だかクリスマスだかに買ってもらいました。その商品いろいろググってみたんですけど、全然引っかかってこないんですよ。
僕の記憶ではこんな感じ。
特徴としては、尻尾がピーンと真っすぐで、両足がキレイにそろってる。
あと背中が青かった気がするんですよね…。
あ、もうひとつ大事な特徴。
足あたりからひもが伸びてて、緑色の戦車とつながってるんですよ。
「ゴジラ」「エメリッヒ版」「おもちゃ」「戦車」
海外のサイトもいろいろ検索してみて、
ようやく見つけました!!!!!!!!!
GODZILLA (1998) | mike's collection
ド〜〜ン!!!
どうですか?この躍動感のなさ!!
かろうじて手足の付け根くらいは動きそうじゃ無いですか。
動かないんですよ。
ガッチガチに固定されてます。
さらにすごいのが、ぴょろんと伸びたコードの先にくっついた戦車を押すと「ドガーン!」という砲弾の効果音が鳴りまして、
エネゴジくんがブルブル震えだします。
そして「ギャオォ〜〜〜〜〜ォォウァオン」と鳴きます。
すごいですよ、このどうにも遊べない感じ!
しかも、塗装がすぐはげて、ただの肌色のゴム製イグアナになります。
鳴く時に申し訳程度に開いてた口も、開かなくなります。
懐かしいなあ。
みんなが記憶から消し去ろうとしているエメゴジくん、僕は意外と思い出深いですよ。