2014年 上半期マイベスト10+次点
1.『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
最低最悪の限りを尽くして、最後まで何にも教訓めいたことを言わないのが本当に素晴らしい!
2.『プリズナーズ』
すべてにおいて一級品。先がまったく読めずに引き込まれた。
3.『アデル、ブルーは熱い色』
圧巻の演技の熱量。半開きの口がかわいい。
4.『8月の家族たち』
修復不能の家庭がとことん壊れる様が楽しい。どんなにもがいても、どうしようもないこともある。
5.『ハミングバード』
どん底から這い上がろうとする人たちの話はそれだけで最高。
6.『her』
オシャレ。見事なSFで哲学的でもある。
7.『オンリー・ゴッド』
狂っていて素晴らしい。
8.『ネブラスカ』
下品なお母さんが酷くていい。
9.『アウトロー』
どこを見ても品のない感じが「ゴッドファーザー」とはまるで正反対ですごい。
10.『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』
現実なんて何をやってもダメで、報われなくて、答えは風に舞っていると歌うオフビートさがいい。
次点
『セインツ 約束の果て』
撮影が見事。音楽もいい。
どん詰まり感がいい。でも悲劇的なだけに落とし込まないところもいい。
『新しき世界』
オチは途中で分かるんだけど、とにかくかっこいい。
『収容病棟』
病棟の中をずっと撮るだけなのにスリリング。1度だけ外へ出る場面がまた見事。
1作目からは想像できないほどの面白さ!